女性しかなれない

近年では看護師と呼ばれるようになりましたが、かつての呼び名は看護婦でした。これは、看護の資格を取ることができるのが女性に限られていたからです。現在では男性も資格を取ることができ、男性では看護婦という呼び名はふさわしくないので看護師という名称になっています。何でも、男性を看護夫(かんごふ)と呼ぶという案もあったとか無かったとか。
それはそうと、看護師の仕事は患者さんの容体によっては力仕事になることも少なくなく、手術室勤務だったりするとかなり大きくて重い手術器具を扱うことにもなるので、看護の現場に男手が入るというのは、患者さんにとって大きなメリットとなります。とはいえ、今はまだまだ男性看護師の数は多くないのが現状です。
看護師は男性も女性もなることができる仕事になりましたが、看護現場の仕事では今でも女性しかなることのできない特別な仕事があります。それは助産師です。確かに、これは色々考えると女性しかなれない職業ですね。
助産師の資格も保健師と同様、看護師資格を持っていなければ取ることができません。看護師の資格を取得した上で、助産師要請学校などで一年以上の教育と実習を受けなければなりません。実習は、お産の直接介助を10件・関節介助を5件経験しなければなりません。ハードルは高いと言えます。助産師の仕事は、その名の通り、妊婦さんのお産の介助です。ただし、これはいわゆる自然分娩など医療行為を必要としないケースに限られます。例えば、帝王切開などの手術が必要なケースは、助産師が介助をすることはできません。ただし、医師のサポート役としてお産に立会い、間接的に介助をすることはできます。
また、大きな病院の場合、妊婦の出産から産後のひだちまで、必要に応じてケアを行う助産師がいる場合があります。こうした場合、看護師としての技術と経験もおおいに役立つので、看護師として経験を十分に積んだあとに助産師の資格も取得しておけば、仕事の幅も広がります。また、看護学生の頃から助産師として働くことも想定して、助産師過程も併設している看護大学などに進学するのも良い方法です。
ところで、助産師の仕事はお産の現場に係わることだけではありません。お産を控えた妊婦の家族や、地域におけるカウンセリングや教育も職掌に入ります。看護師や保健師と違い、助産師の資格があれば助産院の起業も可能です。資格の取得に取り組む際や転職を考える看護師は、将来的に助産師として独立することも視野にいれておくといいでしょう。

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